
サイトのアクセス解析は難しいと思っていませんか?
たしかに、解析画面を見ると、聞き慣れない言葉がたくさん出てきて
最初は戸惑うかもしれません。
しかし、いったん見方を理解すれば何てことはないので、
今回しっかりマスターしていただけたらと思います。
解説動画はこちら↓↓
目次
アクセス解析の見方
無料アクセス解析ツールとして代表的なものは、
i2iとグーグルアナリティクスがあります。
i2iは初心者向け、アナリティクスはやや上級者向けです。
サイト運営初心者であれば、i2iが簡単なのでおすすめです。
慣れたら、より高度な解析ができるグーグルアナリティクスを
取り入れていってもよいでしょう。
【追記】
広告が出ないことから、現在はi2iよりも
アクセス解析研究所を最もおすすめしています。
では、アクセス解析の見方です。
(i2i ユーザー管理画面)
PV(ページビュー)
PV(ページビュー)とは、ある一定期間に閲覧されたページの数です。
1日のPVが20であれば、
あなたのサイトは1日あたり20ページ読まれたということです。
ちなみに、平均PV数とは、訪問者1人あたりが閲覧したページ数の平均です。
平均PV数が6であれば、
訪問者は1人あたり平均して6ページ読んでいることになります。
PVが多ければ多いほど、それだけ”読まれているサイト”であり、
コンテンツの質が高い証拠でもあります。
UU(ユニークユーザー)
UU(ユニークユーザー)とは、簡単に言えば、純粋な訪問者の数です。
アクセス数といった場合、訪問者が1人であっても、
その訪問者が5回サイトを訪れれば、アクセス数は5になります。
一方、UU(ユニークユーザー)の場合、
同じ訪問者が5回アクセスしたとしても、UUは1のままです。
つまり、UUは、重複を取り除いた正味の訪問者数を表します。
PC・スマホの割合
サイトを閲覧するのに使っているデバイスの内訳です。
PCが9割スマホが1割であれば、ほとんどパソコンで読まれていることになり、
反対に、PCが1割スマホが9割であれば、ほとんどスマホで読まれていることになります。
検索キーワード
(i2i サーチワード)
検索キーワードは、
SEO対策をするうえで欠かせない最も重要な部分です。
検索キーワードを見れば、
訪問者がどのようなキーワードであなたのサイトに辿り着いたか?
を知ることができます。
たとえば、「エンジェルハートリング 通販」というキーワードの数が多ければ、
「エンジェルハートリング 通販」というキーワードを打ち込んでサイトを訪れる人が多い、
という意味です。
この場合、そのキーワードの検索結果で上位表示している可能性があります。
もし上位表示しており、かつ商品が売れるのであれば、
そのキーワードはおいしいキーワードです。
同じキーワードで新しくサイトを作れば、
簡単に売上を増やすことができます。
直帰率
※i2iでは直帰率を解析できません。グーグルアナリティクスのみです。
直帰率とは、サイトを訪れて他のページを読まずに離脱した人の割合です。
たとえば、このページをはじめて訪れる人が10人だとしましょう。
10人中5人が、他のページを読まずに
戻るボタンをクリックして他のサイトに行ったなら、
直帰率は50%です。
直帰率が高ければ、
それだけ”読まれていない”と推測できます。
改善する必要があります。
(ただし、1ページで完結するサイトや
アフィリエイトリンクが貼ってあるページは別です。
その場合は、直帰率が高くても問題ありません。)
平均滞在時間(平均セッション時間)
※i2iでは滞在時間を解析できません。
平均滞在時間とは、訪問者1人あたりのサイト滞在時間です。
グーグルアナリティクスだと「平均セッション時間」という部分で表されます。
平均滞在時間が長ければ、それだけサイトが読まれていると推測できます。
新規率(新規セッション率)
※i2iには新規率の項目はありません。
「訪問回数」という項目で再訪問率を推測することはできます。
新規率とは、新規訪問者の割合です。
グーグルアナリティクスだと「新規セッション率」という部分で表されます。
新規率が70%であれば、新しくサイトを訪れた人が70%。
裏を返せば、再訪問してくれた人が30%いるということです。(再訪問率30%)
再訪問者(リピーター)が多ければ、それだけコンテンツの質が高いと推測できます。
アクセス解析からサイトを改善する方法
アクセス解析をすることで、
サイトの改善するべきポイントがわかります。
どのように軌道修正していけばいいか、
具体例を挙げます。
思わぬ検索キーワードで訪問している場合
サイトを運営していると、
自分が意図していないキーワードでアクセスがある場合があります。
たとえば、「ダイエットサプリ 通販」というキーワードでサイトを作ったのに、
「ダイエットサプリ おすすめ」というキーワードで来る人が多い場合。
なおかつ、商品が売れている場合。
「ダイエットサプリ おすすめ」は、ライバルが少ない穴場キーワードです。
そのキーワードでのSEO対策を強化する、
あるいは、そのキーワードで新しくサイトを作れば、
売上を増やすことができます。
PVが少ないor直帰率が高いor滞在時間が短い場合
- PV(ページビュー)が少ない
- 直帰率が高い
- 滞在時間が短い
こういった場合は、サイトがあまり読まれていない可能性があります。
もちろん、1ページで完結するサイトや
アフィリエイトリンクが貼ってあるページなら問題ありません。
しかし、たくさん記事があり
他に読んでほしいページ(レビュー記事など)があるのに、
読まれていない場合は問題です。
この場合、
コンテンツを修正する、
全く画像がなければ画像を貼る、
あるいは本文の下に関連記事を表示させることで、
改善できます。
最後に
いかがでしたか。
はじめての人にとって、アクセス解析は面倒に感じるかもしれません。
しかし、サイト運営するうえで必須の作業なので、
最低月1回はおこなうようにしたいですね。
特に、アクセス解析の検索キーワードでは、
ライバル不在のお宝キーワードを発掘できることがあるので、
要チェックです。